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視聴率をめぐる争い

視聴率は、テレビ放送局とその番組のスポンサーとの関係に大きな影響を与えるものです。テレビ局から見れば、視聴率の高低はそのままスポンサー企業の数やスポンサー費用につながってくるので、どのテレビ局もどの番組も視聴率を少しでもよくしようと躍起になっているわけです。

視聴率を左右する要素

視聴率を左右する要素はどこになるのでしょう。人気の芸能人を出演させる番組をつくるだけで視聴率は上がるのでしょうか?では、どのテレビ会社や番組でも高くしたいと思っている視聴率を左右する要素は何なのでしょうか。いくつか紹介しているので見てみましょう。

番組の内容

当たり前の話ですが、番組の出来が悪ければ視聴率は悪くなります。視聴者が見たいと思える番組を作らなければ視聴率は上がってきません。逆に言うと、黙っていても視聴者が増えることが想定できるもの、例えばオリンピックの人気種目だとか、サッカーのワールドカップの試合とかは、内容云々の前にその番組の放映権をテレビ局が取れるかどうかが問題になってきます。プロ野球の試合の視聴率がよかった頃は、試合の放映権をめぐって各テレビ局がしのぎを削っていたようですが、人気のない現在では放送されない日もあるぐらいで、黙っていても放送するだけで視聴率が取れるものはどんどん減ってきています。それだけ視聴者のテレビに対する見方は変化し続けているのです。

視聴者と時間帯との関係

例えば、平日の午前9時頃〜午後6時頃の時間帯は、テレビを見ている層は普通の主婦が多いと思われますから、その時間帯には主婦向けの番組を作らなければ視聴率は上がりません。一方、ゴールデンタイムは多くの層がテレビを見るでしょうから、全ての人間が楽しめる番組を作る必要があります。いくら内容がいい番組でも、視聴する層を考えて放送時間を調整しなければなりません。


他番組との兼ね合い

自分の番組内容がよくても、同じ時間帯の他のテレビ局の番組の方がもっとよければ、必然的に視聴者は他番組に流れてしまいますよね。そうなると自分の番組の視聴率は当然上がってきません。全体的に視聴率が低い深夜のテレビ番組ならともかく、ゴールデンタイムのように視聴者が多いと思われる時間帯では他の番組との比較をしなければ視聴率向上にはつながらないのです。各社の努力によってし烈な視聴率合戦がまきおこっているのです。

放送の時間帯

視聴率の数字だけを見れば、5%の番組より10%の番組の方が人気があると思われがちですが、それはあくまでも両方が同じ時間帯の放送をしている場合であって、時間帯が違えば視聴率の数字の意味合いも違ってきます。多くの人がテレビを見ているゴールデンタイム(夜7時〜夜10時)の番組視聴率と、ほとんどの人がテレビを見ていない深夜1時頃に放送している番組視聴率の数字を単純に比較しても意味がないのはわかりますよね。


激しい視聴率争い

 

視聴率を左右する要素は、以上のように様々なものがありますが、自分の番組を見直すだけで改善策が取れそうな時間帯や視聴者層の問題はいいとしても、他局の番組との兼ね合いが一番大きな問題として立ちはだかります。どの局も、他の局よりも視聴率の取れる番組を作ろうとやってるわけですから、一筋縄ではいかないことは容易に想像がつくでしょう。しかも、スポンサーとの関係を考える必要のある民放だけではなく、現在はNHKまでもが視聴率を上げようとして番組を作っているようで、視聴率争いはより過酷な時代へと変貌を遂げています。

激しい視聴率争いが行われる時間帯は?

 

視聴率争いが一番激しい時間帯は、当然視聴者が多いゴールデンタイムです。そして、日本では同じゴールデンタイムでも、慣習的に激しい争いが行われていた曜日と時間というものがあります。それ以外に、常に安定して高視聴率をたたき出している番組もあり、その番組をめぐった視聴率争いも行われています。地方では独自の番組を放送している時間帯もありますが、近年はその地方局の番組でも激しい視聴率争いが行われています。このような視聴率争いが高じて大きな問題が起こっていますが、それは後の項で見ていくこととして、ここでは激しい視聴率争いが行われている曜日・時間帯などの歴史と現状について見ていくことが大事です。



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